私たちについて
弊社は、代表者の山本を中心として、クライアント仲間とともにビジョンを達成すべく協力して事業を進めております。新しいことに果敢にチャレンジ行動する仲間を今後も増やしていきたいと思います。オリーブを中心に、新しい農業の在り方を創造、提案していきます。
【指針】考えて実行し振り返る、新しいことにチャレンジする、そしてやり続ける。人生は一握りの成功のために多くの失敗を経験する。大事なことはくじけないこと、あきらめないこと、失敗を活かすことである。やり続ければいずれは成功する、だから人生は楽しい。
ご挨拶

私たちは、どのような技法・環境設定をすればオリーブが栽培可能になるのかの検証を続けています。日本国内どこでも、技法と環境設定の組み合わせ次第で定植翌年から結実させることが可能になります。今やオリーブは全国で産地化の動きが活発化しておりますが、オリーブ事業成功の要は「栽培技術」です。いかにして継続して実をならせるのか、です。弊社はその栽培技術ノウハウを提供できます。「オリーブの矮化栽培技法」を仮説-検証-構築のサイクルで発展し続けてまいります。そしてこの技法を活かす、新しいオリーブビジネスモデルの開発・構築・横展開を継続し続けます。
私の考え方、生き様を発信しています。ご覧ください。
小豆島に根付いて110年。国産オリーブの歴史を覆す革新的技術「Oliveious Method」をビジネスモデルに展開するシニア起業家の挑戦。
代表社員 山本 哲史
代表者プロフィール
関西学院大学経済学部卒業。製造業、金融業を経て平成7年、経営コンサルタントとして独立開業。平成12年、有限会社ネットワーク経営研究所を東京都内に設立 同社代表取締役に就任。 中小企業診断士(平成5年情報部門登録)。
経営コンサルタント歴30年の間に、さまざまな業界のさまざまな経営課題解決のための支援活動を実施。中小企業診断協会では長年役員を歴任。協会長表彰を2度受賞。雑誌執筆、論文、出版等も経験。これまで東京都を拠点に戦略立案、経営革新、事業再生、新規事業開発等に取り組み、公的支援(相談対応、補助金申請等)も経験豊富。令和2年以降はこれまでの経験の集大成として、農業分野での事業立上げを開始。
平成28年以降、仲間が推進するオリーブ事業に参画、事業化を担当。栽培技術から出口戦略、営業、マネジメントまですべてを担う。令和2年10月に、特許を活用したオリーブ矮化栽培技法Oliveious Methodを開発、販売を開始。令和3年1月本サービス推進のための組織である、合同会社オリビアスを設立、代表就任。
コンサルタントとしての経験と知見をクライアントに提供。クライアント企業繁栄のための経営支援も同時に実施中。農業分野に限らず、新規事業開発分野での取組にも着手している。一方、オリーブ栽培の現場には、知的に障がいのある長男を連れていき、将来の幹部候補生として一人立ちできるように今から訓練をしている。障がい者でも人から感謝される仕事ができることを実証するための取組の一環である。
山本を支援する仲間として、樹木医、樹医、農業分野専門家、大学農学部教授、弁護士、税理士、弁理士、行政書士、中小企業診断士、起業家等各々の専門家、及びクライアントがいる。
〇中小企業基盤整備機構中小企業大学校東京校講師(中小企業診断士養成課程:20年以上教壇に立つ、これまで数千人規模の中小企業診断士になる人材を育成してきた経験がある)
〇中小企業庁よろず支援拠点全国本部サポーター(制度創設時より継続中)
〇全国の経営支援機関(行政、信用金庫等金融機関、商工会議所等各種公的支援団体等)でのセミナー講師多数実施
〇独立コンサルタントとしての30年間の知見と経験を、オリーブプロジェクトに投入。シニア起業家としてのロールモデル確立に向けて奮闘中。
オリーブ栽培技術のブラッシュアップに終わりはない。残りの人生、オリーブ栽培技術の精緻化に尽力することを本業とする傍ら、クライアントの経営支援に経験を活かすことが役割。

私たちが目指すもの
Olive Innovation Project
ミッション
クライアントとともにオリーブを通して共存共栄していく「オリーブエコシステム」を構築します
ビジョン
国産オリーブの栽培面積と市場規模の拡大を目指す
バリュー
①オリーブ栽培面積、従事者を増やし
②国産オリーブの価値ある商品を流通し
③経済性と社会性を同時に高める事業として確立すること
オリーブを知らない人はほとんどいません。そしてほとんどの方が好印象を持っています。それは、普段の生活の中でオリーブオイルを食用として使っていることによる影響も大きいでしょう。今や国内オリーブオイルは一大市場を形成しています。しかしその大部分が実は輸入品なのです。
「何故、国産が少ないの?」こんな単純な疑問からプロジェクトは始まりました。国内のオリーブ産業ってどうなっているのでしょうか?たぶん多くの方は知らないでしょう。簡単に言うと以下です。
①市場は大きいのに国産が少ない、輸入品ばかり
②なぜ国産は少ないの?それは、農地や耕作放棄地はたくさんあるのにオリーブ栽培が広まっていないから
③なぜ広まらないの?それは、栽培をする人が増えていかないから
④なぜ栽培する人が増えないの?それは、あまり儲からないから栽培する人が増えていかないのです
栽培を続けるにはやはり継続的な収益が必要です。ある程度、「儲かる」ことが期待できなければ事業というものは続けられないのです。オリーブは定植してから、4~5年経過してようやく結実して、10年くらいの時間がかかる、と言われています。オリーブってこのような特徴のある木なのだから仕方ない、と多くの人が考えています。だから新たにオリーブ栽培を始めようと考える人は少ないのです。観賞用としてのオリーブなら意味があります。景観対策としてのオリーブなら行政が関わる意味もあるでしょう。しかし、結実させてオイルを製造販売するという事業を考えるならずいぶんと長い時間が必要になるというわけです。
オリーブはこんなものと受け入れた上で、だったら、もっと早く結実する技術を開発すればいいのではないか。代表が仲間とともにこれに取り組みました。最初は周りから白い目で見られたものです。「できるわけないでしょ」でも「できた」のです。4~5年という時間軸が定植翌年以降、になったのです。しかも、1本の木から結実する量も増加するのです。これは革新そのものです。だから特許出願しました。内容が評価され特許が成立したのです。弊社はこの取得特許の専用実施権を保持しております。
しかし、特許を取得しただけでは意味がありません。一つの技術だけで結実は実現しないからです。弊社は剪定技術を中心とする栽培技術全体をストーリー化する技法の開発に着手しました。そしてようやく令和2年秋に体系化が完了しました。その後の仮説検証を繰り返し、令和3年春から本格的に営業展開を開始しました。この革新的な技法であるOliveious Methodは国内では唯一無二のオンリーワンの存在です。弊社は地域での栽培環境の違いによる成果を随時取り込み、技法のアップデートを常に実践しております。

オリーブ矮化栽培技法
Oliveious Method
オリーブの栽培は社会性の高い事業ですが、
これに加えて収益性を高める工夫をしました
オリーブは平和の象徴と言われ我が国では人気の高い植物です。また、オリーブの定植は耕作放棄地対策として一つの解決手段でもあります。このため全国各地で地域活性化の一つとして、オリーブ産地化の動きが活発になっています。しかし、結実するまでには相当な時間が必要とされており、収益が期待できるまでに長い時間が求められます。この点を解決できればより多くの人たちがオリーブ栽培に関われるのではないかと考え、より収益性を高める技法を開発しました。
特徴
より収益性を高めるためには、 ①より早く結実すること ②より多く結実すること ③より効率的に結実すること がポイントです。このポイントを実現させる一つの技術が、特許技術(特定非営利活動法人やまぐちオリーブ協会登録済)です。この技術を中核にして、事業化を実現させるための技法がOliveious Methodです。弊社はこの技法の販売を通じて、社会的課題の解決に尽力したいと考えております
モデル
オリーブを栽培してどのような商品を作ってどのように販売して収益を得るのか、自由に実行していただくことを基本とします。しかし、最初はどのようにしたらよいのか、わからない場合が多いので、すべてのことについて弊社が支援します。以下はその一つです。
農地を確保して、そこでオリーブの栽培をしていただきます。結実した実は原料としてクライアント仲間に製造委託、納品されたオリーブオイル等の商品を販売していただきます。弊社はオリーブ栽培技術の提供をします。さらに要望があれば、商品の販売に関する支援をします。さらに剪定した枝を挿し木として増やし、オリーブ苗木生産をしていただくことも可能です。苗木生産に関するノウハウは弊社から提供、生産した苗木は弊社で買取もします。剪定した枝をさまざまに有効活用する方策についてアドバイスします。
①法人でも個人でも可能です ②自分で商品製造も可能です ③農地の場所、広さは問いません
※場所については、日当たりのよくないところでは難しい場合が多いので個別にお問合せください。
収益性
10㌃あたりどの程度の投資額になり、収益性が見込めるのか。検討のための参考資料をご要望の方は、問い合わせフォームから資料請求をしてください。なお、既にオリーブ栽培をしていて情報収集のみの方、調査目的の方はご遠慮ください。
価値
従来の手法ではできなかったことが「できる」ことです。
①元水田等の耕作放棄地でも栽培「できる」
②農薬不使用で栽培することが「できる」
③矮化栽培のため摘み取り作業が安全に「できる」
④栽培技法の標準化、簡易化、マニュアル化により農業未経験者にも栽培が「できる」
⑤鉢植栽培により寒冷地でも栽培が「できる」

私たちの仲間
Oliveious Farmers
Oliveious Methodの契約農場の一部をご紹介します。年々全国各地で仲間が増えて、活躍しています。全員が無農薬栽培に拘り、地域の特性を考慮した栽培技法を実践しています。



01
こもれび農園
平松 豪 様
愛知県知立市
オリーブの栽培を始めたのは2023年4月。オリーブの実や油など、身の回りで目にする機会も多く何となくのイメージはあったものの、その栽培に関しての知識はまったくのゼロからのスタートでした。うまくいかないこともあるなかで試行錯誤を繰り返し、当初は30cm~50cmほどだった苗木がこの夏の暑さにも負けずに成長し、半年で2mほどになるものもあり、私たちの身長を上回るくらいになりました。将来的には、私たちが栽培する中で得た知見を集積し、より成功率が高く、より効率的な栽培方法を構築することを目指しています。私たちのオリーブ栽培はまだまだ始まったばかりですが、この取り組みを農福連携事業として、障がいを持った方のリハビリの場としてだけではなく、社会的にも経済的にも自立できるような事業とすることを目標としています。



02
永井農園
永井 孝志 様
愛媛県八幡浜市
みかんの一大産地である“愛媛県八幡浜市”でオリーブ栽培を始めました。「耕作放棄地」の活用に加え、「農福連携」を推進する事に重きを置き、まずは130本のオリーブ苗木を植えて、パイロット農園を稼働させています。 「完全無農薬栽培」を実現する事により、付加価値の高いオリーブオイルや加工品の製造を目指しています。また、剪定した枝を使って「オリーブ茶」を作ったり、挿し木で苗木を育成したりと、年間を通して作業内容を確保する事で、障がい者雇用の推進を図っていきます。



03
吉田農園
吉田 久之 様
滋賀県長浜市
日本最大(670k㎡)の湖がある滋賀県でオリーブを発信したいとの思いで始めさせて頂いたオリーブ栽培もオリビアスグループと共に日々進化しネットワークも拡大しております。ミネラル豊富な琵琶湖の水草を堆肥として、令和3年より90本のオリーブ栽培を始めて、令和4年に150本のポット苗による栽培をし、令和5年にはクラフドファンディング達成により150本の栽培ができ、現在約400本の規模で栽培しています。オリビアスのメンバーと情報交換させて頂きながら朝夕の観察をし、オリーブの成長を楽しんでいます。今後は、オリーブオイル・オリーブ茶・苗木の販売等を中心に観光農園として皆様に集って頂ける施設になるように心を込めて栽培に励んでまいります。オリーブの花言葉には「平和」「安らぎ」「知恵」「勝利」があり、風水的には陽の気があり、「成長」「発展」といった効果があるとされています。日々オリーブと接することにより、新しい人々と出会うことができオリビアス様に感謝しております。オリビアスグループの益々のご発展をお祈り申し上げます。



04
池田圃場
池田 周司 様・池田 和生 様
福島県いわき市
いわき市は福島県の南東に位置し、南は茨城県、東は太平洋に接している市です。 雪もほとんど降らず、日照時間は年間2000時間(平年値)以上と日本でも有数であり、東北地方にあって東京より長い日照を望むことができるのが特徴です。 農業未経験の私たちは、この土地で本業とは別で、オリーブ栽培を始めました。新しい技術と論理的な栽培方法を活用したオリーブ栽培の拠点となり、地域全体を巻き込んだ新しいビジネスモデルの創生をしていきます。いわきに新しい産業を!東日本にオリーブを! 皆さん一緒に頑張っていきましょう!

栽培展開方法
Oliveious Business Model
弊社は、クライアントとともにオリーブに関する商品開発や新事業展開等業界の枠を超えて共存共栄していく仕組み作りである、「オリーブエコシステム」を進めています。その一環として、以下のビジネスモデル開発プロジェクトが進行中。
目的
弊社はOliveious Methodの販売をすることによって、この技法を国内に広めたいと考えております。クライアントが弊社技法を使ってオリーブを栽培、実を加工して販売するというモデルだけにとどまらず、関連する事業をクライアントとともに構築していきたいと思います。
(1)「農福連携」による障がい者のプロフェッショナル化~無農薬栽培だからこそ生きる障がい者の能力
就労継続支援事業者と連携して、工賃向上施策の一環として取り組んでおります。さらに利用者の能力向上を図るための方法論を開発します。
(2)オリーブファームを中核とする地域コミュニティ創造のための拠点開発
体験型観光農園やガーデニング等新しいコンセプトに基づく施設の開発に取り組んでおります。
(3)オリーブのベランダ栽培等消費者向けサービスの開発
消費者向け新需要開拓領域として、オリーブのベランダ栽培や盆栽領域での事業開発に取り組んでおります。
(4)Oliveious Methodの海外展開プロジェクト
オリーブの本場、欧州での新しいオリーブビジネス開発企画に着手しております。
(5)国産搾油機開発プロジェクト
国産初新方式の量産対応オリーブ搾油機開発プロジェクトに着手しております。
国内で独占しているイタリア製搾油機に比べて、より高品質なオイルが製造できること、よりリーズナブルな価格で提供できること、より効率的にオペレーションできることを目標に取組みます。完成後は、弊社クライアントに提供します。
今後は、連携先と相談しながら、以下のモデル開発に取組みます。
(1)オリーブソーラーシェアリング
通常架台タイプでの鉢植栽培によるソーラーシェアリングの研究を進めています。
(2)寒冷地・熱帯地での施設鉢植栽培モデル
雪国(北海道や東北エリア等)寒冷地での施設鉢植モデル(オリーブの植物工場モデル)
熱帯地(沖縄等)での露地モデル(台風対策考慮)
企業情報
取材対応
メディア関係者様との対応窓口は以下となりますので、よろしくお願い致します。
合同会社オリビアス コミュニケーション戦略担当:山本
info@oliveious.net